「夢は日本で映画を撮ること」 トム・クルーズさんが来日

米俳優、トム・クルーズさん(50)が、主演映画「オブリビオン」(31日公開)をPRするため来日し、7日、東京都港区のザ・リッツ・カールトン 東京で記者会見を開いた。クルーズさんは「こんなに映像的に美しい映画は私は作ったことがない。誇りを持っておすすめできる映画だ」と作品の出来に自信を みせた。

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 同作品は、エイリアンの攻撃を受けて人類が宇宙へ移住した2077年を舞台にしたラブストーリー。会見にはヒロイン役のオルガ・キュリレンコさん(33)と、ジョセフ・コシンスキー監督(39)も出席し、映画の見どころなどを紹介した。

 クルーズさんは、自身が以前主演したSF映画「マイノリティ・リポート」や「宇宙戦争」と比較し、「ロマンチックな雰囲気に満ちた、これまでとは全く違うユニークなSFになっている」としたうえで、「ぜひ数回見てほしい。見るたびに新しいものが得られるから」と話した。

 映画プロデューサーとしても活躍するクルーズさんは「私の夢は日本で映画を撮ること」と“親日派”をアピール。「これまで19回来日しているが、さらに19回来日したい」と意欲を示した。